広告と写真/デザインと写真撮影

2011.07.28
当社ではホテルやレストランの企画運営からデザインを手がけています。現在7月ですが、すでに秋の企画に入っていて、本日はホテル直営中華レストラン秋の企画の撮影を行いました。

この写真を見て黒の背景部分が多く、何か間が抜けているように感じるかも知れません。いかがですか?
撮影の際のデザイナーの仕事は立ち会いと呼ばれ、仕上がりを管理する事です。この写真はどの様な意図でどの様な状況で使われるかカメラマンに説明し、イメージ通りの仕上がりを確保します。現在は、デジタルのカメラで撮影し、PCで仕上がりを直ぐに確認できますが、一昔前はポラロイドで試し撮りをして、フィルムを現像するまでどの様に仕上がるか分からない様な仕事でした。現在は仕上がりイメージを的確に掴めるとはいえ、カメラマンとの信頼関係が無ければ、思い通りの仕上がりを望むことは難しいでしょう。
この写真もポスターに使うために、上部にコピーを載せる部分と下は金額やレストラン情報を入れるために、背景部分を残しています。この様に撮影画像の意図を正確に伝え、上下に余白部分を作ってもらいました。この部分のコミュニケーションが欠如すると、下の写真の様に綺麗に撮れていても、ポスターに使うことは大変難しくなってしまいます。

時にはお店が用意した写真を使用して販促物を作るような仕事もありますが、お客様を呼び込む力は弱くなることは否めません。

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